読書感想・映画感想・ボドゲ紹介ブログはじめました!サイト鋭意製作中!

大絶賛の本屋大賞受賞作!「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ

こんにちは~切ないのがお好き、ミカヅキモです★
今日は最近ちょこちょこ読む作家さんの一人、瀬尾まいこさんの本屋大賞受賞作を紹介します!
参考になれば嬉しいです(^^♪

ヅキモならグレる!家族形態が7回も変わった主人公

主人公の優子はすごく強い。芯もある。きっと、遺伝子が良い 笑
だって7回も家族の形が変わったのにグレないなんて!世の中には1回も変わってないのに、
ぐれる人もいるっていうのに!
この主人公の優子ちゃん、いろんな事情がありまして(←雑)親がころころと変わり、序盤でもう
血の繋がりのない他人が親になるんですね。それがまた、何度も親が変わる!笑
斜め目線が発動したヅキモ的には、「そんなわけあるかーーーい!」「こんな良い人いるかーーーい!!」と、
ツッコミまくり、関西生まれ爆発しながら読み進めた小説。

な・の・に( *´艸`)
ラストはちゃんと泣けちゃうんだから、悔しい、、、
さすが、本屋大賞受賞作!!

はたして、<家族>とは?

地球の成り立ちからいくと、生物の誕生⇒言葉の誕生 ではあるのだけど、
時として、あとから生まれたものの力が私たちを混乱させることがある。
伝えたい気持ちを<言葉>にしてたくさんの感情を共有できるようになったけれど、
理解の仕方は人それぞれ。  その上で、この物語は問う。
はたして、<家族>とは?
子どもはいつだって社会的弱者で、決定権が薄い。
選ぶ側でなく、選ばれる側であることが多い。
自分の力ではどうしようもない事に巻き込まれながら、優子のそばにはいつも
溢れんばかりの愛情があり続ける。
主人公・優子が成長し、大人になったとき、選ばれる側から選ぶ側へ。
優子の決断があたたかい涙と感動を連れてくる!!!!

大絶賛の本屋大賞受賞作

まさかの、この小説を読むまで、本屋大賞の選考基準を知らなかったヅキモ。え?みんな知ってたん??
なんと、書店で働いてる人たちの投票によって決まるらしい。
ヅキモだって投票したい!1票を投じたい!!
それには、書店で働かないといけないなんて、ツラミ(/ω\)
で、この作品を読み終えて思ったことは、
世の中の大半の書店員がピュア間違いなし!!ということ。
ストーリー的に、いやいやあり得ないよね?という違和感が、わかくしミカヅキモはぬぐえずにラストまで。
いや、それでも十分感動したし、良作間違いなし!なんですが、よ!!
この作品をドストレートに受け止めて、涙を流した書店員のそこのあなた!!
そんなあなたがたくさんいて選ばれた作品。世の書店員さんを見る目が変わるよね。
レジで目が合おうもんなら、ブラックハートな自分がちょっぴり恥ずかしいよね(照)
なんというか、この作品を選んだ日本人の心優しさが、胸に染みたよ。
日本人、捨てたもんじゃないね。
なにってさ、いろんなもんがお金で手に入っちゃうけど、ピュアさだけは手に入らんやん?
ですから、なんだかすごく羨ましい気持ちになったヅキモなのでした。

・<家族><家族とは?>がテーマの作品
・どのページを開いても、こぼれだす程の愛情
・ピュア×ピュアな純ストーリー ブラック要素は皆無
・リアルには考えにくいストーリーなので、斜め目線な方にはしんどいかも
・主人公の成長と決断に感動!サポーター気質な方にほんとオススメ!
 

またの投稿をお楽しみに!コメント欄でのネタバレは禁止でよろしくお願いします!